2009年 07月 24日
水分を摂りましょう |
熱中症の予防の1つに水分補給がありますが、近年は運動時だけでなく日常から水分補給をこころがけるよう言われています。
日本でのミネラルウォーターの消費量は、この10年で3倍近く伸びています。体に良いといわれるミネラルウォーターについて考えて見ましょう。
ミネラルウォーターって何でしょう
雨として降った水の一部は、地中に染み込み、地層の砂や石などのフィルターを通してろ過され、ミネラルを溶かし込みながら地下水として溜まります。これがミネラルウォーターの原水です。
ところで、ミネラルウォーターの製造においては日本とヨーロッパでは基準が違うことをご存知ですか。ヨーロッパでは、殺菌しなくても飲める安全な水こそ、ナチュラルミネラルウォーターだと考えられています。
日本・・・ろ過、加熱殺菌などの処理を行う。
ヨーロッパ(EU加盟国)・・・一切の殺菌処理をせずに水源から直接ボトルに入れる。
「硬水」と「軟水」
一般的にヨーロッパの水は硬水が多く、日本の水は軟水が多いといわれています。硬水と軟水は水にカルシウムとマグネシウムがどれだけ溶けているかを数字で表した「硬度」によって分類されます。分類基準はいくつかありますが、硬度100以下は軟水、101~300は中硬水、300以上は硬水という目安になっています。
ミネラルのはたらき
ミネラルは人の骨格や機能を保つために必要な成分です。代表的なミネラルの働きを見てみましょう。
Ca カルシウム
人の体内で一番多いミネラル。骨や歯を強くし、骨粗しょう症の予防のためにも必要なミネラルです。
Mg マグネシウム
カルシウム、ナトリウム、ビタミンCなどの代謝を助けるミネラル。心臓の健康維持や筋肉を動かす時に必要なミネラルです。
Na ナトリウム
食塩などにも含まれるミネラル。からだの水分調節や神経・筋肉を動かす時に必要なミネラルです。
K カリウム
尿として排出されやすいミネラル。体の水分調節や心臓のリズムを保つために必要なミネラル。
水分&ミネラルを補給しよう
ミネラルは体内で作ることができません。そのため、食事や飲み物からとる必要があります。1度に大量のミネラルを摂取しても吸収しきれず排泄されてしまいます。ミネラルを効率よく手軽に摂るためにミネラルウォーターをどんなタイミングで飲むとよいのでしょうか。
寝ている間、運動中、入浴中は、特に体の水分が失われます。失われた水分を補給するために、目覚めに1杯、運動時や入浴中にはいつもより少し多めの水分補給をしましょう。
のどが渇いてきたら、すでに体内バランスが崩れています。のどが渇いていなくても1時間おきにコップ1杯のミネラルウォーターをゆっくり飲んで補給するのが理想的です。
ミネラルウォーターの美味しさは自分で見つけるものです。自分の好みのミネラルウォーターを見つけて、毎日バランスよくミネラルを摂取しましょう。
日本でのミネラルウォーターの消費量は、この10年で3倍近く伸びています。体に良いといわれるミネラルウォーターについて考えて見ましょう。
ミネラルウォーターって何でしょう
雨として降った水の一部は、地中に染み込み、地層の砂や石などのフィルターを通してろ過され、ミネラルを溶かし込みながら地下水として溜まります。これがミネラルウォーターの原水です。
ところで、ミネラルウォーターの製造においては日本とヨーロッパでは基準が違うことをご存知ですか。ヨーロッパでは、殺菌しなくても飲める安全な水こそ、ナチュラルミネラルウォーターだと考えられています。
日本・・・ろ過、加熱殺菌などの処理を行う。
ヨーロッパ(EU加盟国)・・・一切の殺菌処理をせずに水源から直接ボトルに入れる。
「硬水」と「軟水」
一般的にヨーロッパの水は硬水が多く、日本の水は軟水が多いといわれています。硬水と軟水は水にカルシウムとマグネシウムがどれだけ溶けているかを数字で表した「硬度」によって分類されます。分類基準はいくつかありますが、硬度100以下は軟水、101~300は中硬水、300以上は硬水という目安になっています。
ミネラルのはたらき
ミネラルは人の骨格や機能を保つために必要な成分です。代表的なミネラルの働きを見てみましょう。
Ca カルシウム
人の体内で一番多いミネラル。骨や歯を強くし、骨粗しょう症の予防のためにも必要なミネラルです。
Mg マグネシウム
カルシウム、ナトリウム、ビタミンCなどの代謝を助けるミネラル。心臓の健康維持や筋肉を動かす時に必要なミネラルです。
Na ナトリウム
食塩などにも含まれるミネラル。からだの水分調節や神経・筋肉を動かす時に必要なミネラルです。
K カリウム
尿として排出されやすいミネラル。体の水分調節や心臓のリズムを保つために必要なミネラル。
水分&ミネラルを補給しよう
ミネラルは体内で作ることができません。そのため、食事や飲み物からとる必要があります。1度に大量のミネラルを摂取しても吸収しきれず排泄されてしまいます。ミネラルを効率よく手軽に摂るためにミネラルウォーターをどんなタイミングで飲むとよいのでしょうか。
寝ている間、運動中、入浴中は、特に体の水分が失われます。失われた水分を補給するために、目覚めに1杯、運動時や入浴中にはいつもより少し多めの水分補給をしましょう。
のどが渇いてきたら、すでに体内バランスが崩れています。のどが渇いていなくても1時間おきにコップ1杯のミネラルウォーターをゆっくり飲んで補給するのが理想的です。
ミネラルウォーターの美味しさは自分で見つけるものです。自分の好みのミネラルウォーターを見つけて、毎日バランスよくミネラルを摂取しましょう。
by wph-sigino
| 2009-07-24 14:44
| 熱中症