2012年 09月 19日
ロキソニンS |
もともと病院で処方されて飲むお薬が、一般医薬品として販売されるようになったお薬があります。
ロキソニンSとは、どんなお薬でしょう。
●成分・分量
1錠中 ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg
(添加物として低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、三二酸化鉄、乳糖水和物、ステアリン酸マグネシウムを含有します。)
●用法・用量
成人(15才以上)1回1錠、1日2回まで
▪なるべく空腹時をさけて、コップ1杯程度の水又はぬるま湯で服用します。
▪再度痛み等の症状が現れた場合には3回目を服用することができます。服用間隔は4時間以上あけて下さい。
▪服用に際しては、製品に同封されている説明文書を必ずお読みのうえ、用法・用量を厳守して下さい。誤って多く服用した場合は医師又は薬剤師に相談して下さい。
●効能・効果
このお薬は、非ステロイド性消炎・鎮痛剤(NSAIDs)と呼ばれるグループに属する、解熱鎮痛薬です。
このお薬は、痛み・炎症・発熱の原因物質「プロスタグランジン」の生成を抑え、痛みをやわらげ、熱を下げます。
このお薬は、次の目的で服用いただけます。
▪頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
▪悪寒・発熱時の解熱
●このお薬を服用する前に、確認すべきこと①
次の人はこのお薬を服用することはできません。
□15歳未満の小児。
□過去に本剤に含まれる成分でアレルギー症状等の過敏な反応を起こしたことがある人。
□本剤又は他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜん息を起こしたことがある人。
[ロキソプロフェンナトリウム水和物、アスピリン(アセチルサリチル酸)、アスピリンアルミニウム、エテンザミド、イブプロフェン、アセトアミノフェン及びイソプロピルアンチピリンが配合されている解熱鎮痛薬やかぜ薬を服用してぜん息を起こしたことがある人]
□医療機関で次の治療を受けている人
●胃・十二指腸潰瘍 ●肝臓病 ●腎臓病 ●心臓病
□医師から以下のような血液異常(血液の病気)を指摘されている人
●赤血球が少ない(貧血)
●血小板数が少ない(血が止まりにくい、血が出やすい)
●白血球数が少ない
□出産予定日12週以内の妊婦
●このお薬を服用する前に、確認すべきこと②次の人はこのお薬を服用する際に注意が必要です。
購入される前に医師、歯科医師又は薬剤師にご相談下さい。
□医師又は歯科医師の治療を受けている人
□妊婦(出産予定日12週以内の妊婦を除く)又は妊娠していると思われる人
□授乳中の人
□高齢者(65歳以上)
□本人又は家族がアレルギー体質の人
□薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
□次の診断を受けた人
●気管支ぜんそく
●潰瘍性大腸炎
●クローン病
●全身性エリテマトーデス
●混合性結合組織病
□次の病気にかかったことがある人
●胃・十二指腸潰瘍
●肝臓病
●腎臓病
●血液の病気
●このお薬を実際に服用する前に、確認すべきことは?
▪本剤は、痛みや熱等の原因になっている病気そのものを治療するものではなく、発現している症状を抑えるお薬です。したがって、症状がある場合だけ使用して下さい。
▪1~2回使用しても症状が一向に良くならない場合は、他の疾患の可能性がありますので医師、歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。
▪長期連用しないで下さい。3~5日間服用しても痛み等の症状が繰り返される場合には、服用を中止し、医師の診察を受けて下さい。
▪本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないで下さい。
アスピリン(アセチルサリチル酸)、アスピリンアルミニウム、エテンザミド、イブプロフェン、アセトアミノフェン及びイソプロピルアンチピリンを配合している他の解熱鎮痛薬、かぜ薬及びアリルイソプロピルアセチル尿素、ブロモバレリル尿素を配合している鎮静薬。
服用中は飲酒しないで下さい。(服用後2時間以内のアルコール摂取及びアルコール摂取時の服用は避けて下さい)
●このお薬の服用中に気をつけなければならないことは?
このお薬のような解熱鎮痛薬を服用した後、過度の体温低下、虚脱(力が出ない)、四肢冷却(手足が冷たい)等の症状があらわれることがあります。このような症状があらわれた場合に、直ちに服用を中止し、医師、歯科医師又は薬剤師にご相談ください。
このお薬を服用した後、消化性潰瘍(胃もたれ、胸やけ、背中の痛み)、むくみがあらわれた場合には、直ちに服用を中止し、説明文書を持って医師、歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。また、まれに消化管出血(血を吐く、悪心・嘔吐、腹痛、黒いタール状の便、血便等があらわれる)、消化管穿孔(消化管に穴があくこと。悪心・嘔吐・激しい腹痛等があらわれる)の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診察を受けて下さい。
●副作用
服用後、次の症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、説明文を持って医師、歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。
皮膚→発疹・発赤、かゆみ
消化器→腹痛、胃部不快感、食欲不振、悪心・嘔吐、腹部膨満、胸やけ、口内炎、消化不良
循環器→血圧上昇、動悸
精神神経系→眠気、しびれ、めまい、頭痛
その他→胸痛、倦怠感、顔面のほてり、発熱、貧血、血尿
まれに起きる重篤な副作用と、それぞれの主な自覚症状を記載します。副作用であれば、いくつかの症状が同じような時期にあらわれることが一般的です。
ショック・・・・服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。
血液障害・・・・のどの痛み、発熱、全身のだるさ、顔やまぶたのうらが白っぽくなる、出血しやすくなる(歯茎の出血、鼻血等)、青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)・・・・高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれなどの激しい症状が、全 身の皮膚、口や目の粘膜にあらわれる。
腎機能障害・・・尿量が減り、全身のむくみ及びこれらに伴って息苦しさ、だるさ、悪心・嘔吐、血尿・蛋白尿等があらわれる。
うっ血性心不全・・・全身のだるさ、動悸、息切れ、胸部の不快感、胸が痛む、めまい、失神などがあらわれる。
間質性肺炎・・・空せき(たんを伴わないせき)を伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる(これらの症状は、かぜの諸症状と区別が難しいこともあり、空せき、発熱などの症状が悪化した場合にも、服用を中止するとともに、医師の診療を受けること)
肝機能障害・・・・全身のだるさ、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)などがあらわれる。
無菌性髄膜炎・・・首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、悪心・嘔吐などの症状があらわれる(このような症状は、特に全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されている)
ぜんそく
以上の自覚症状がある場合は、直ちに服用を中止し、医師の診察を受けて下さい。
ロキソニンSとは、どんなお薬でしょう。
●成分・分量
1錠中 ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg
(添加物として低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、三二酸化鉄、乳糖水和物、ステアリン酸マグネシウムを含有します。)
●用法・用量
成人(15才以上)1回1錠、1日2回まで
▪なるべく空腹時をさけて、コップ1杯程度の水又はぬるま湯で服用します。
▪再度痛み等の症状が現れた場合には3回目を服用することができます。服用間隔は4時間以上あけて下さい。
▪服用に際しては、製品に同封されている説明文書を必ずお読みのうえ、用法・用量を厳守して下さい。誤って多く服用した場合は医師又は薬剤師に相談して下さい。
●効能・効果
このお薬は、非ステロイド性消炎・鎮痛剤(NSAIDs)と呼ばれるグループに属する、解熱鎮痛薬です。
このお薬は、痛み・炎症・発熱の原因物質「プロスタグランジン」の生成を抑え、痛みをやわらげ、熱を下げます。
このお薬は、次の目的で服用いただけます。
▪頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
▪悪寒・発熱時の解熱
●このお薬を服用する前に、確認すべきこと①
次の人はこのお薬を服用することはできません。
□15歳未満の小児。
□過去に本剤に含まれる成分でアレルギー症状等の過敏な反応を起こしたことがある人。
□本剤又は他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜん息を起こしたことがある人。
[ロキソプロフェンナトリウム水和物、アスピリン(アセチルサリチル酸)、アスピリンアルミニウム、エテンザミド、イブプロフェン、アセトアミノフェン及びイソプロピルアンチピリンが配合されている解熱鎮痛薬やかぜ薬を服用してぜん息を起こしたことがある人]
□医療機関で次の治療を受けている人
●胃・十二指腸潰瘍 ●肝臓病 ●腎臓病 ●心臓病
□医師から以下のような血液異常(血液の病気)を指摘されている人
●赤血球が少ない(貧血)
●血小板数が少ない(血が止まりにくい、血が出やすい)
●白血球数が少ない
□出産予定日12週以内の妊婦
●このお薬を服用する前に、確認すべきこと②次の人はこのお薬を服用する際に注意が必要です。
購入される前に医師、歯科医師又は薬剤師にご相談下さい。
□医師又は歯科医師の治療を受けている人
□妊婦(出産予定日12週以内の妊婦を除く)又は妊娠していると思われる人
□授乳中の人
□高齢者(65歳以上)
□本人又は家族がアレルギー体質の人
□薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
□次の診断を受けた人
●気管支ぜんそく
●潰瘍性大腸炎
●クローン病
●全身性エリテマトーデス
●混合性結合組織病
□次の病気にかかったことがある人
●胃・十二指腸潰瘍
●肝臓病
●腎臓病
●血液の病気
●このお薬を実際に服用する前に、確認すべきことは?
▪本剤は、痛みや熱等の原因になっている病気そのものを治療するものではなく、発現している症状を抑えるお薬です。したがって、症状がある場合だけ使用して下さい。
▪1~2回使用しても症状が一向に良くならない場合は、他の疾患の可能性がありますので医師、歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。
▪長期連用しないで下さい。3~5日間服用しても痛み等の症状が繰り返される場合には、服用を中止し、医師の診察を受けて下さい。
▪本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないで下さい。
アスピリン(アセチルサリチル酸)、アスピリンアルミニウム、エテンザミド、イブプロフェン、アセトアミノフェン及びイソプロピルアンチピリンを配合している他の解熱鎮痛薬、かぜ薬及びアリルイソプロピルアセチル尿素、ブロモバレリル尿素を配合している鎮静薬。
服用中は飲酒しないで下さい。(服用後2時間以内のアルコール摂取及びアルコール摂取時の服用は避けて下さい)
●このお薬の服用中に気をつけなければならないことは?
このお薬のような解熱鎮痛薬を服用した後、過度の体温低下、虚脱(力が出ない)、四肢冷却(手足が冷たい)等の症状があらわれることがあります。このような症状があらわれた場合に、直ちに服用を中止し、医師、歯科医師又は薬剤師にご相談ください。
このお薬を服用した後、消化性潰瘍(胃もたれ、胸やけ、背中の痛み)、むくみがあらわれた場合には、直ちに服用を中止し、説明文書を持って医師、歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。また、まれに消化管出血(血を吐く、悪心・嘔吐、腹痛、黒いタール状の便、血便等があらわれる)、消化管穿孔(消化管に穴があくこと。悪心・嘔吐・激しい腹痛等があらわれる)の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診察を受けて下さい。
●副作用
服用後、次の症状が現れた場合は直ちに服用を中止し、説明文を持って医師、歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。
皮膚→発疹・発赤、かゆみ
消化器→腹痛、胃部不快感、食欲不振、悪心・嘔吐、腹部膨満、胸やけ、口内炎、消化不良
循環器→血圧上昇、動悸
精神神経系→眠気、しびれ、めまい、頭痛
その他→胸痛、倦怠感、顔面のほてり、発熱、貧血、血尿
まれに起きる重篤な副作用と、それぞれの主な自覚症状を記載します。副作用であれば、いくつかの症状が同じような時期にあらわれることが一般的です。
ショック・・・・服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。
血液障害・・・・のどの痛み、発熱、全身のだるさ、顔やまぶたのうらが白っぽくなる、出血しやすくなる(歯茎の出血、鼻血等)、青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)・・・・高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれなどの激しい症状が、全 身の皮膚、口や目の粘膜にあらわれる。
腎機能障害・・・尿量が減り、全身のむくみ及びこれらに伴って息苦しさ、だるさ、悪心・嘔吐、血尿・蛋白尿等があらわれる。
うっ血性心不全・・・全身のだるさ、動悸、息切れ、胸部の不快感、胸が痛む、めまい、失神などがあらわれる。
間質性肺炎・・・空せき(たんを伴わないせき)を伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる(これらの症状は、かぜの諸症状と区別が難しいこともあり、空せき、発熱などの症状が悪化した場合にも、服用を中止するとともに、医師の診療を受けること)
肝機能障害・・・・全身のだるさ、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)などがあらわれる。
無菌性髄膜炎・・・首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、悪心・嘔吐などの症状があらわれる(このような症状は、特に全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されている)
ぜんそく
以上の自覚症状がある場合は、直ちに服用を中止し、医師の診察を受けて下さい。
by wph-sigino
| 2012-09-19 13:44
| 第1類医薬品