2008年 09月 17日
肥満の解消がなぜ難しいか |
製薬会社などから手に入る健康情報をお届けします。
肥満の解消がなぜ難しいか食欲の秋だからこそ考えよう!
食欲の秋。なんといっても温度、湿度とも過ごしやすく、食べ物も魚はどれも脂がのり、野菜や果物も一年間で最もおいしい季節です。男女に限らずついつい食べ過ぎてしまい肥満に逆戻り、さらに秋の夜長でお菓子や果物に手が出てしいます。これらの行動は秋だから食べるというのではなく、夏に疲労が蓄積した体を元に戻そうとするDNAによる本能的な行動だという意見もあります。また食品の保存が出来なかった時代に、食糧不足になる冬を目前にして冬眠に入る熊のように食い溜めする遺伝子による行動だという肥満の方もいます。言い訳のようにも聞こえますが、そうともいいきれません。肥満という状態は皮下脂肪がついてしまった結果です。これは中性脂肪ですから、人体がエネルギー不足になったときにはこの中性脂肪が分解され補ってくれるのです。その結果中性脂肪が減少するのです。
つまりしっかり運動をすることによって、エネルギー不足を作り出し脂肪を分解減少させるという簡単な肥満解消の方法なのです。さて理由はどうあれ食欲の秋です。おいしい料理をたくさん食べることは精神も満たされます。ただ食べすぎた処理をしっかりすればいいのです。とはいっても、ハーハーフーフーしっかり運動しているつもりでも、以外にエネルギー消費が出来ていないことが次の表でわかります。
数値の記入されていないところは、効果を得られない時間であったり、最低、ゲームの必要時間や過度な運動になるからです。
たとえば「急ぎ足の歩行」は最低30分実行して140キロカロリーの消費です。一度休日に公園や自宅回りで試してください。普段運動していない人にとってどれだけきつく感じるかわかります。
次の表と照らし合わせればどんな食べ物が消費できたかということもわかります。
ちなみに急ぎ足歩行30分で標準の肉入り野菜炒めをやっと消費した勘定になります。主食であるご飯はお茶碗1杯分で190キロカロリーです。これを運動で消費しようとすると、1分間に160mを走るペースのジョギングで20分を必要とします。
参考までに肥満の方は男性で1日の摂取量は1400~1800キロカロリー、女性は1200~1600キロカロリー程度にする必要があります。
肥満傾向にある人にお勧めの低エネルギーの肉野菜炒め定食(肉野菜炒めとご飯と味噌汁と小鉢もの1品)ですが、これで400Kcalです。ところが多くの人が生姜焼き定食(906Kcal)やてんぷら定食(830Kcal)やヒレカツ定食(814Kcal)などを好んで食べています。カツ丼 (1020Kcal)なども好まれる昼食メニューの代表格です。
カツ丼であれば、肥満気味の人の1日総摂取量の3分の2を食べたことになります。これに朝食と夕食+アルコール+つまみを加えると、2500Kcalを簡単に超えてしまい、いっそうの肥満を呼び込んでいることになります。
思っているほどでもない運動で消費するエネルギー量の少なさ、そして簡単に過剰摂取してしまう食習慣。一度肥満の体を作ってしまうと、そう簡単に戻りにくいということが納得できるでしょう。慢性病に自己責任のペナルティーがかかる時代がそこまで来ています。
肥満の解消がなぜ難しいか食欲の秋だからこそ考えよう!
食欲の秋。なんといっても温度、湿度とも過ごしやすく、食べ物も魚はどれも脂がのり、野菜や果物も一年間で最もおいしい季節です。男女に限らずついつい食べ過ぎてしまい肥満に逆戻り、さらに秋の夜長でお菓子や果物に手が出てしいます。これらの行動は秋だから食べるというのではなく、夏に疲労が蓄積した体を元に戻そうとするDNAによる本能的な行動だという意見もあります。また食品の保存が出来なかった時代に、食糧不足になる冬を目前にして冬眠に入る熊のように食い溜めする遺伝子による行動だという肥満の方もいます。言い訳のようにも聞こえますが、そうともいいきれません。肥満という状態は皮下脂肪がついてしまった結果です。これは中性脂肪ですから、人体がエネルギー不足になったときにはこの中性脂肪が分解され補ってくれるのです。その結果中性脂肪が減少するのです。
つまりしっかり運動をすることによって、エネルギー不足を作り出し脂肪を分解減少させるという簡単な肥満解消の方法なのです。さて理由はどうあれ食欲の秋です。おいしい料理をたくさん食べることは精神も満たされます。ただ食べすぎた処理をしっかりすればいいのです。とはいっても、ハーハーフーフーしっかり運動しているつもりでも、以外にエネルギー消費が出来ていないことが次の表でわかります。
数値の記入されていないところは、効果を得られない時間であったり、最低、ゲームの必要時間や過度な運動になるからです。
たとえば「急ぎ足の歩行」は最低30分実行して140キロカロリーの消費です。一度休日に公園や自宅回りで試してください。普段運動していない人にとってどれだけきつく感じるかわかります。
次の表と照らし合わせればどんな食べ物が消費できたかということもわかります。
ちなみに急ぎ足歩行30分で標準の肉入り野菜炒めをやっと消費した勘定になります。主食であるご飯はお茶碗1杯分で190キロカロリーです。これを運動で消費しようとすると、1分間に160mを走るペースのジョギングで20分を必要とします。
参考までに肥満の方は男性で1日の摂取量は1400~1800キロカロリー、女性は1200~1600キロカロリー程度にする必要があります。
肥満傾向にある人にお勧めの低エネルギーの肉野菜炒め定食(肉野菜炒めとご飯と味噌汁と小鉢もの1品)ですが、これで400Kcalです。ところが多くの人が生姜焼き定食(906Kcal)やてんぷら定食(830Kcal)やヒレカツ定食(814Kcal)などを好んで食べています。カツ丼 (1020Kcal)なども好まれる昼食メニューの代表格です。
カツ丼であれば、肥満気味の人の1日総摂取量の3分の2を食べたことになります。これに朝食と夕食+アルコール+つまみを加えると、2500Kcalを簡単に超えてしまい、いっそうの肥満を呼び込んでいることになります。
思っているほどでもない運動で消費するエネルギー量の少なさ、そして簡単に過剰摂取してしまう食習慣。一度肥満の体を作ってしまうと、そう簡単に戻りにくいということが納得できるでしょう。慢性病に自己責任のペナルティーがかかる時代がそこまで来ています。
by wph-sigino
| 2008-09-17 16:36
| メタボリック症候群